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大学受験 現代文 完全攻略 参考書ルート 

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はじめに

大学受験の独学では自らが優れた参考書を選び、

さらにはその参考書を効率の良い順序で学んでいくことが重要です。

では、具体的に大学受験の現代文ではどの参考書を使って学習していけばいいのでしょうか?

この記事では大学受験の現代文で必要な力と外観、

そして実際に独学で大学受験を経験した中で使用し、

合格に必要と感じた参考書とその参考書をもとにしたスケジュールを紹介していきます。

そもそも大学受験の現代文には何が必要なのか?

ご存じの方もいるように、大学入試センター試験が2021年から

大学入試共通テスト(以下「共通テスト」)に代わりましたが、現代文では2つの文を読み、

解くといった力が必要です。これに関しては共通テスト用の問題集で対策しましょう。

そもそも現代文に勉強がいるのかという受験生は割といます。答えは必要です。

特に私立受験をする受験生は3教科で勝負をするため、

全ての教科でどれだけ点を落とさないかがカギです。

現代文にも確かに読解法というのは存在して必要な学習を行えば、

安定して得点できるようになります。

具体的に現代文で必要な力は下のようになります。

  • 論説文・評論文の読解
  • 小説文の読解
  • 指示語
  • 接続語
  • 漢字
  • 言葉の知識

現代文はいつもフィーリングで解いていて、模試の現代文は出来がいい時もあるけれど、

得点が安定しないという受験生はきっと多いと思います。

これから紹介する参考書で読み方、解き方のプロセスを学び、現代文を得点源にしましょう。

大学受験 使うべき現代文参考書

上記では大学受験現代文に必要な力についてお話しましたが、

ここからは実際にその力をつけるために僕が使い、勧める参考書を紹介していきます。

春休みから1学期

この時期にはまず、現代文の基礎を学びます。

講義本

現代文のスタートとしてこちらに取り組みましょう。

現代文の基礎の基礎を教えてくれるの導入書として最適です。

現代文が苦手な人には特におすすめです。

とにかくやさしい語り口調で、現代文とはなにか、指示語と接続詞を含む読解法を教えてくれます。

対応レベルは日東駒専までで、MARCH志望の受験生もこちらを使って次の参考書への足掛けにしましょう。

問題集

やさしく語る現代文は優れた講義本ですが、問題数は確保できませんし、

実践力をつけることはできないのでそれを問題集で補います。

シンプルな問題集ながら解説は基本的に詳しく、解説を見てどのようなステップを踏んで

問題を解くべきだったのかを学び、それを一人の力でできるように身につけます。

対応レベルは日東駒専程度です。

漢字

大学入試で漢字は四字熟語も含め必ずと言っていいほど頻出です。

単純な知識で点を落とさないようにしましょう。

こちらは有名なもので四字熟語や共通テストの特集ページもあり無難なものなのでおすすめですが、

高校で配られた物がある場合や気に入るものがあればそちらを使っても大丈夫です。

夏休み

この期間にはより技術的な解き方を学びます。

講義本

こちらもやさしく語る現代文と同じ講義本ですが、より実践的な解き方を教えてくれるものになります。

有名な船口先生の手掛けたもので評価の高い一冊になります。

対応レベルは日東駒専からMARCHまでです。

こちらも上記のゼロから読み解く最強の現代文と同じ船口先生が手掛けたものです。

こちらで教えてくれる小説の解き方は非常に優れていて、

きめるセンター試験シリーズでは屈指の人気作となっています。

センター試験は廃止となりましたが、この一冊の解き方は私立大学、

共通テストにも活かすことができるので、小説文の単元だけでもやると良いでしょう。

すべての受験生対応です。

問題集

上記の講義本で学んだ技術を実際に活かせるようにするために問題集を解きましょう。

この時期に講義本だけを読み、問題集に取り組まないと

積み上げた読解力が一気に落ちてしまうので定期的に問題に取り組むことが大切です。

正直、この時期に取り組む問題集は日東駒専レベルであれば何でも大丈夫ですが、

おすすめはこれらの有名なものです。

いずれか一冊に取り組めれば問題量としては十分でしょう。

2学期から12月

ここからはひたすら問題をこなし実践力を身につけましょう。

こちらはアクセス基本編と同じで優れた参考書です。

対応レベルはMARCHですが少し難しめになっているので

あまり解けないということがあっても気を落とさないようにしましょう。

また、これまでに解いた問題ももう一度解くようにしましょう。

意味があるのかと思いがちですが、意外と内容は忘れているものです。

覚えているとしても意味がないことは決してないので、改めて回答の根拠を考え、解いてみましょう。

12月から入試

おまけ

この時期はひたすら過去問に取り組み、実際の入試問題に慣れましょう。

現代文に関しては過去問を12月より前に始めても大丈夫です。

志望校だけでなく、センター試験の現代文も優れた問題ですので

余裕がある場合は取り組んでみましょう。

志望校の赤本は3,4年分入っているのが基本なのでそれを2冊はやりましょう。

私立大学でも共通テストでは慣用句など言葉の知識が問われ、その点の配分は少なくなく、

勝敗を分かつこともあります。

大学によっては文学史や古文知識、文法が問われることもあるので

それらを総合的に身につけるためにはこちらに取り組みましょう。

両冊とも国語(現代文と古文)の総復習なので漢字、古文単語などさまざまな知識の復習も兼ねています。

まとめ

今回の記事では大学入試現代文に必要な力とその力を養うための参考書を紹介しながら、

大まかなスケジュールを紹介しました。

これらの参考書は全て有名かつ優秀なもので、スケジュールも僕が独学で実際に合格したものです。

他の記事でも受験生に役立つものを書いているのでぜひ参考に!

追記

家庭教師の兄には代表をはじめ、大学受験のノウハウを持った教師が在籍しています。

今回の参考書ルートなどを参考に受験戦略を考え、受験生の徹底サポートを行うので日東駒専や成成明学独國武、MARCH志望の受験生はぜひ、一度お問い合わせください!

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